新月のついたち参りのススメ

ついたちまいり
日本には、古来からついたち参りという習慣がありました。
今でももちろんあります。
赤福さんが毎月一日に提供してくれるついたち餅は、全国各地から行列をつくってまで買いにきてくださるほどで、その日はやはりお参りもにぎわいます。
ただ、ここで一日の意味を考えてほしいのです。
一日とはそもそもなんだったのか?
旧暦(明治以前の暦)では、一日は必ず新月でした。
なぜなら、月のサイクルで動いていたから。
だから、一ヶ月のことを一ヶ月というし、新月から次の新月までのサイクルがまさに一ヶ月なのです。
旧暦では、一日に、月が立つ(始まる)。月立ち(つきたち)が訛っての"ついたち"。
旧暦の15夜は、もちろん満月を意味しています。
伊勢には今でも一日詣りと15日詣りという習慣がありますが、それは、新月と満月にお参りをしていたということなのです。
新月と満月は、宇宙から見れば、太陽と月と地球が一直線に並んでいる関係性。
惑星同士が共鳴して、想いのエネルギーが一番届き易い瞬間なのです。
その日を選んで、日本人は昔からお祀りをしてきました。
そして、明治以前は19万社あったお社(現在は8万社)に人々が集まり、祈りを届けていたのです。日本人は知っていたのです。祈りにはチカラがあるということを。
日本は祈りの国でした。思い出してほしいのです。祈りの心を。
日本人のDNAに深く刻まれている祈りの心。
旧暦を意識することで、思い出される日本人としての何かがあると思います。
そのきっかけとして、私は、新月に神社に参拝をするということをおススメします。
私は、伊勢に住み、そのおかげをいただいているので毎月新月の日に神宮さまに正式参拝をさせていただいています。みなさまもみなさまのお好きなお宮へぜひ!
もし、新月の日に伊勢にいらっしゃるならば、ぜひ一緒に神宮に正式参拝をしましょう。
この志に共鳴してくださる方々の集いであれば、きっと素敵なご縁になるでしょう。
※正式参拝とは、神宮の式年遷宮に対する寄付を納めることで、神宮よりその御礼として一般のお参り位置より垣根をひとつ内側(御垣内みかきうち)に入れてもらい、参拝することです。その際、神様に近づくことになるので、失礼のないように正装での参拝となります。一緒に参拝をご希望の方はぜひ、ご一報ください。ご縁に感謝します。

新月のついたち参り